ゆとり教育
OECD学習到達度調査で、日本の高校生は各国別ランクで上位の分野がなくなり、
特に理数系離れが著しい、という結果が出ました。
いわゆる「ゆとり教育」とかいう文部科学省の方針がこういう結果を招いたのは、
誰が見ても間違いない。
太陽光日記は、今更いうまでもなく理科系ブログでありまして、
皆さまに嫌がられながらも、計算とヘ理屈のブログを貫いております。
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太陽光日記的に問う、一体全体「ゆとり教育」って何?
おそらく、我々が社会に出た1980年代くらいに、
マジメな国民性で世界の工業製品づくりを席捲していって、
「ジャパン・アズ・ナンバーワン」などという、今聞くと謀略とも思える
キャッチフレーズで、日本人が昇りつめたと勘違いさせられたことに
起因しているんだと思います。
そして、その繁栄はずっと続くかのような幻想を持ってしまって、
アクセク働くことが何だか悪いことのように皆が思い、
「働き過ぎ」ばかりを強調して国民の休日を増やしていった。
その頃学校では、「落ちこぼれ」が問題になる一方で、受験戦争も厳しく
塾通いに忙しい子供もクローズアップされて、
子供も勉強させ過ぎだと、結論してしまった。
まあそういう世の中であの時は皆そう思った、と言えばそれまでですが、
失敗したぁ〜と、やっと今頃気がついたか・・
ということじゃなかった?
思えば、理数系離れも思い当たる原因はあります。
私は工学部出身ですが、私らが就職したころ(今もそうでしょうが)
メーカー&技術系は給料安かった。
同期でも、商社とか銀行とか証券会社とか、エラく給料いいわけですよ。
もう全然かなわなくて、グレてやろうかと思った。
あんなに皆が嫌がる理数系勉強したのに(文系科目が苦手なだけ:(笑))
なんでだぁ〜って。
こんな理系オヤジは、子供を理科系に進ませたがらないのではないかな。
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何だかボヤキまくりになってしまいましたが、
国土が狭くて、資源もないんだから、日本は人一倍努力して技術で伸して行く
しかない、って言われたあの頃のセリフを、
復活させないと、どげんもこげんもならん、ちゅうことじゃない?
はげしく同意しますです!!!!
ゆとり教育はアメリカの陰謀では
ないかと思っとりますです!!!笑
いや、本当にこれだけ世界が狭く
なった現在は、世界に通用する技術
が日本には不可欠ですよね。
日本人から勤勉さを取ったら何が
残るのでしょう・・・
米国が立ち直るには20年掛かりました。
歴史は繰り返します。
日本もあと数年でトンネルを抜ける
チャンスですが、宝の人材がいるか
いないか(教育でつくれたかどうか)
が問題かもしれませんね。
アメリカの陰謀説に私も一票!
次は、ヤンキースの松井秀をトレードに出して、日本人を自信喪失させる魂胆かも。
う〜ん許せん(ダハ)