モノの値段
金曜日の夜、日テレでやってる「ゴチになります」
結構見るんですが、ええとこの前は某スペイン料理のお店。
これが美味しそうなんですけども、
メチャクチャ高い。
例えば、
ベルーガキャビア 40g (2人前)ヌエボカルボナーラ ¥23,000
“ナマコの筋肉ソテー”ヒヨコ豆、オレンジ、ハーブ、アーモンド ¥12,000
イベリコ豚のプルーマ 栗のケーキ、野菜サンド ¥7,800
そしてデザート、
フルーツ
赤と白のフルーツ、胡椒入りバニラアイス 焼きりんご、カリカリの花ビラ ¥3,200
美味しそうなんですがね、一人5万円の食事かよっ(苦笑)
・・・
モノの値段の決め方には、2通りあると言われてます。
一つ目は、コストから決まる売値。
二つ目は、人がいくらなら出すか、で決まる売値。
コストから決まる売値っていうのは、原価が1万円だから、
それに利益を3千円乗せて1万3千円という売値。
この考え方で行ったら、5万円の食事はあり得ない。
ボロ儲けはあり得ない。
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に対して、
「この品物にお客さんはいくらなら払うか」で決まるものがある。
原価でいったら、5円もするのかと思う水でも、売値100円なら世間は買う。
ヤンキースタジアムで、ヤンキースの試合を1万円で見られるなら、
実質原価ゼロでもあたしゃ買いますし、
原価で200円しかかかってない料理も、ちょっとした味付けや、盛り付けが
良ければ、5000円でも1万円でも出す人は出す。
だから5万円の食事があり得る。
15万円のナイロン製バッグがあり得る。
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太陽電池メーカーはですね、
原価に利益乗せたら、今の売値をはるかにオーバーしますよ、って言います。
だから、売値を先に決める方式で、原価をそれに合わせて下げてるんです、と。
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なるほど、三つ目は、売値が先にあって原価をそれに合わせて下げていく方式か。
貴方の商売は、さてさてどれ?