速いのもいいけど
先日、新潟まで新幹線に乗りました。
東京ー新潟 2時間6分! はやっ。
考えてみれば、今まで技術の進歩はだいたいがスピードに反映されました。
新幹線もF1もソーラーカーも大体そう。
どんどん速く、どんどん便利に、みたいな感じ。
1964年の東海道新幹線開業当時、東京ー新大阪間の所要時間はちょうど4時間。
平均時速138km。
2008年ののぞみの所要時間は、2時間25分。
平均時速228km。
平均時速で90km上がって、所要時間は1時間35分短縮。
今でこそ、東京ー新大阪4時間って聞くと「そんなにかかってたの!?」って言うけど
当時は、それまでの時間を2時間半短縮したそうで圧倒的な速さだったんだそうです。
で、4時間が、2時間25分になって何が良くなったのか?
4時間かかると、朝6時に乗っても到着は10時。大阪市内まで小一時間ほどみて、
到着は11時。こうなりゃ、昼飯2時間かけて、と。
午後の会議には予習も出来るけど、5時まで会議して帰りに一杯やったらもう帰る気は
しませんな、一泊してもっと飲めます。
しかしこれが、2時間25分だとどうなるか。
朝6時ののぞみに乗れば、8時25分新大阪着。10時の会議の前にコーヒーまで飲めちゃう。
会議長引いたおかげで、慌てて昼食30分で済ませて、午後もびっちり打合せして、
一杯やっても夜7時半の新幹線に乗れば夜の10時には東京駅着。
日帰り楽勝だけど、あ~あもっと飲みたかったなぁ。
もっと単純に、4時間の方が2時間25分よりは、缶ビールをたくさん飲めるな。
・・・
便利だといえば便利、だけど忙し過ぎると言えば忙し過ぎる。
速くなって仕事の生産性上がったのかと聞かれれば、う~んと唸る。
4時間かかっても、泊まってきたほうが楽しいことがありそうな気もする。
そろそろ、技術の進歩を何でもかんでもスピードに反映させるのやめて、
消費電力ヤマホド下げるとか、省エネルギーに振ってもいい時代だと思う。
NSさんの「ビール好き」がわかります。うんうん
(ところが私ビールが飲めないんです~~~)
確かにスピードとか効率とかを追求しすぎです
よね。今回受けたIT企業のコンサルで身にしみ
います。(IT音痴の私がなぜ???と自問自答
しております)
ええっ、ビール飲まないんですか!?
もったいない(笑)
速いのはいいんですけどね、これ以上はいいか、ってところが
あるんじゃないかと、それ以上はいらんていう。
そんなことないのかな。
どうもっす。
前者と後者の比較はおいらにとっては飛行機と新幹線の比較にかんじるっす。
東京での会合の時に・・・・・
新幹線なら泊まってゆっくりお付き合いできるんですが、浜松町ー自宅が2時間半でついちゃうものですからつい・・・・
もっとスローライフを楽しみましょう(笑)
東京ー大阪日帰りは罪だと、そういう法律作ってさ、
必ず泊まれと。
必ず一杯やって来いと。
下手な法律作るよりウケルかも。
でも、そういうと飛行機で行って一杯やる時間増やすだけか!?
それでもいいか(笑)