右脳と左脳

よく論理の左脳、感覚の右脳と言われますが、スポーツをする時はどっちを使っているのか。
昔野球をやっていた時は、おそらく右脳でやってたと思う。だって何も考えずに来たボール
を打って、来たボールに向かって何も考えずに走って捕ってた気がするし。

別に瞬間瞬間ではあまり考えることはなかったので、反応は速かったけども、どうやって打
ったのか?と聞かれても、「スーッと来たボールを、こうやってパーンと打った」とか、
「フライはあの辺まで飛びそうだから、その辺まで思い切り走ったら捕れた」みたいな、
長嶋か、オマエは。 おそらくこれって右脳の仕業。

それが、随分と大人になってから始めたゴルフはどうだあ。

まあ大概いろんな人にあれやこれや言われて始めるので、まず立ち姿から能書きがつく。
次はグリップで10ほど、テークバックに至っては100ほど理論があって、インパクトにも、
そしてフォローまで理論の花、百花繚乱である。

 

アタマの中は能書きで一杯だ。チェックポイントは10個はあるな。スイング始動の前に
10個を復唱しようと思ったら、4つくらい忘れてしまうじゃないの。
あとの4つはなんだっけか??思い出せない・・と思ってるとアドレスで固まっちゃうわけね。
動き出せない、ああ何だっけ?もういいか、ええーい、ああああーまた当たらない。

だいたい2秒以下で終わるスイングに、10個もチェックポイント作ってどーする。
そんなスイングを、アドレスだ、テークバックだ、インパクトだ、フォローだって、大げさに
時代分けしてどーする。2秒だぞ、2秒。

それが大人の左脳スポーツである。

ちょっとレッスンして上手くなったら、レッスンプロは商売にならない。
たった2秒を時代分けするくらいじゃないと、商売には見えない。

・・・実は、こんなことばっか言ってるから上手くならない。
左脳のおかげで、上手くならない理由づけと分析だけが、やたら上手になっていく・・。

 

 

 

 

□週末の石川遼ネタにつづく・・・

4 Comments

  1. T5

    右脳だ左脳だって考えているだけすばらしい。

    小生は爪の細胞でしか考えないからボールにすら当らないってとこですか?(笑)

  2. NS

    いやいや、右でも左でもアタマで考えてるよりずっといいんじゃないの。

    オレなんかね、アドレスを明治時代とすると ね、大正の真ん中くらいの時代で悩んじゃっ て、そのおかげで昭和時代がスムーズに行か なくてさ、平成のフォローになっても腕が上 がらないわけよ。大正をいい時代にするにはさ、明治から・・
    ん、もういいの? 残念だなぁ~(笑)

    そうそう、要するにどっち側でもアタマで運動しちゃいかんのよ。
    爪の先の感覚でやれたら、アナタはプロになれるかもよ~ん。

  3. T5

    いつもフォローしていただいてありがとうございます。
    爪の細胞でプロでもめざしますか!

    でも、せっかく覚えても定期的に爪を切ってますから知識がのこらないんですね。。

    爪だけに詰めが甘いのも小生の弱点かも・・・

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