理系内閣?
例年なら、残暑が残暑が・・といつまでも暑い暑いと言っているのに、今年はもう
明け方には寒いくらいですもんね、おかげでよく寝られます。
よく寝られるせいなのか、体重増加傾向はますます顕著で、まさに天高くオレ肥える秋。
さて体重はともかく、政権交代が現実のものとなりいよいよ新内閣が組閣でありますが、
今回の鳩山ー平野ー菅という布陣は、工学部、理工学部、理学部出身ということで、
実に我が国はじまって以来の理系内閣になりそうな気配であります。
何を隠そう、わたくしNSも、能書き部いや工学部出身でありますが(カンケーない)、
この珍しい布陣を前に大きな期待をしながらも、
大丈夫なんだろか・・と一抹の不安を覚える今日この頃。
会社でも政府でも、世の中のエライ人々は圧倒的に文系出身者が多く、理系出身者は
「リクツが多い」「融通が利かない」「考え方が固い」「話が面白くない」
「人心が理解できない」と敬遠されるのが明治維新以来我が国の伝統なのであります。
何故ならば、理系出身者は理科の知識を教えられるのもありますが、基本的には
「論理的な思考」を叩き込まれるわけです。
では以下に「あなたの理系度テスト」です。次の4つの中でいくつ該当しますでしょうか?
1.数字に代表される客観的事実と真理を元に、何事も論理的に正解だと納得しないと
気が済まない。
2.社会の常套手段であるナアナアの決着とか、微妙な場の空気などというものには、
興味がなく、実にくだらないと思う。
3.演説がうまかろうが訴えかけが上手だろうが、問題は言っていることの正当性であって、
難しかろうが何だろうが、論理的に正しいことを言っていれば理解できない方が悪い
と思う。
4.論理的に正しい方が勝つのが当たり前なので、しばしば対客先、対上司には
イヤ顔されるが、どうでもいいので気がつかないフリをしている。
結果については、え~何も申しませんが、4つとも○の方は気をつけた方がいいですね
私でも、1つか2つですから(笑)
まあでもその論理的思考の攻め方に関しては、時として非常に冷静な判断を
下せるので、まだそう悪いわけではないのですが、私が心配なのはですね、
理系出身者は、理屈や数字を客観的事実としてウマイこと使うので、
逆にそれで人をごまかすのもウマイんですよ、実は(大笑)
みんな真顔で数字や理屈言われると信じますから、気をつけないといけません。
(大きな声では言えませんが、私も時々・・)
・・・
気をつけよう、論理に数字に計算式、誰も聞かぬも計算づくか(ヤベッ)
全部◯ですが、何か?
工学部さん全部マルですか! 世の中にはやはり上には上が・・まさに筋金入りですね。全部マルだと日常生活には支障はでませんか?
お身体に気をつけて、入閣の際はご連絡お待ちしております。
「気がつかないフリをしている。」なんてことはしませんねぇ...
私じゃなくて換わりの人が同じ仕事を出来るのならやって貰って下さいよ!というスタンスの工学部出身理系人間は、4番目だけがもう少し過激な考え方ですが、基本的に同じ思考形態です。
「腹芸」や「清濁あわせて飲む」なんてことは大嫌いなのが「理系人間」ならば、世の中全部理系人間になって欲しいものだと思うのですが、娘は文学部に入ってしまった!なんてこったい!
炭焼き親父さん、お久しぶりです。
気がつかないフリじゃなくて、「平気な顔してる」かもしれませんな(笑)
いいじゃないですか、らしくて。
娘さんはそういう父を見て、お父さんに私の文学的表現力が加われば天下を取れる、と思っての文学部ですよ。もののわかった娘さんです。