どこへ行くニッポン製造業
最近の日本の製造業的にはジリ貧状態にありまして、なんと言ってもアジアの諸国に追い
上げに会って昔から金科玉条の如く言われる「安くて良い商品を提供する」スローガンが
おぼつかないということでしょうか(「安っぽくてもよい商品」なら出来るのかいな?)
為替もこんな円高基調だし(政府無策は間違いない)、韓国や中国と言った国が何を作って
もmade in Japanよりはるかに安い品物を供給出来るようになっていますから、埋もれるの
も当然といえば当然かも。
コストパフォーマンスという視点で言えば、日本製が100円で80点(0.8円/1点)
の品質だとすれば、70円で70点のものを作れば(1円/1点)になりますから日本製より
お得ということになって、それは売り文句になるし日本製の苦戦も当然ということでしょう。
(向こうは、うちのは70円で90点だと言うのでしょうが:苦笑)
要するに、日本製はもうこんな土俵(80点主義)で勝負していても勝ち目はないのじゃ
ありませんか。
そろそろ180円で130点のもの、これはそうそう売れないので100円時代の6割
しか売らない(けど180円×60個=1万8百円 > 100円×100個=1万円)
みたいなイメージにしていかにゃイカンのじゃないかなあ、と思えてなりません。
200円で150点という線もあるけど、ここはここで競争相手もいますからね。
日本人の得意なキメ細かさをとことん追求して、しっとりする130点にしないといけない。
ガサツな150点より、なめらかな130点みたいな。
(何言ってるのかわからんですか:ハハ)
向こうが簡単に入ってこれない領海で勝負しないと・・ね。