世界最高効率太陽電池

最近のテレビは面白くないなぁ・・見たい番組がないんですよ。
今日も色々報道ネタはあったはずです、Wikileaksのアサンジ逮捕とか、あかつき
トラブルかとか、ノーベル賞とか・・

でも、トップニュースはあの記者会見って、私には意味がわかりません(呆)
と言いながら私の今日のネタも意味わかんなかったらごめんなさい(._.)

・・・・・

「三洋電機、世界最高効率の太陽電池発売」というニュース、本当は昨日のニュース
なんですが、世界最高って響きに反応してしまいました。

従来から高効率では定評のある三洋電機、HIT太陽電池の最新版です。
セル効率が21.6%で、モジュール効率は従来の18.2%を19.0%にしたと
言いますから、私の家の屋根に乗っている多結晶パネル薬13%の約1.7倍の効率
です。

この三洋電機(今にパナソニックになってしまうのでしょうか)のHITパネルは、
単結晶にアモルファスを組み合わせて、夏場の温度上昇による効率低下を最小限に
押さえて、従来から効率の良さでは定評がありましたが、今回の新製品でまたまた
効率は世界一奪還です。

この私んちの屋根の13%パネルと、この最新型19%パネルでどれだけ違うかと
言いますと・・

同じ5m×6mの30㎡の屋根に、どちらもビッシリ隙間なく置けたとして
(実際は、パネルの大きさが異なるので、無駄なく置ける置けない、都合の良い
枚数になるならない、はあります)

13%効率のモジュールでは、3.9KWのところが、
19%効率のモジュールでは、5.7KWも載ってしまう!

或いは、

同じ3KWを載せるのに、
13%効率のモジュールでは、23㎡必要なのに、
19%のHITモジュールでは、16㎡で済む

とくれば良いことずくめに感じますが、実際は正直ちとお値段が高い。
発電量をお値段で割ると、コストパフォーマンスではどちらがいいかわからん、と
いう値段設定なので、

「高くてもいいから、とにかく最高効率を」という方や、屋根が小さいが太陽光は
出来るだけ沢山発電してもらいたい、という方に向いております。

最近は、余剰電力買取がありますので、とにかく単価の高い売電を増やしたい、
という動機も正しい考え方でありますが、国の補助金をもらうための単価ラインの
上限ギリギリになってしまうので、実は常に国内では厳しい戦いを強いられている
というのが世界最高効率HITの現状なのであります。

そういう市場の声を知ってか、なんと来年2月のこの世界最高効率パネルの発売は、
欧州限定なのだそうで、

”1番”を認めてくれるところで勝負するよ、ってメッセージなのでしょうか・・

 

 

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