為替レート

おいおい、どーなってんだこんなお題持ってきて（深く気にせんでください）

前回、こんな馬鹿げた円高は国の無策が大きな原因のひとつで、このままでは日本の
製造業は国内から無くなってしまうよ、とまるで経済評論家のような（もどきの）
コメントをしてしまったので、実際のところ１ドルは一体何円の価値があるのか、を
検証してみたくなった。

と、これが結構難しい話だ。
世界中で売っているもので、税金の影響を受けないものの各国通貨での値段を並べれば、
その通貨の価値（為替レート）がわかるはずだなぁ。

・・・う～ん　ガソリンは国によってバラバラの税金入っているからダメだし、
ミネラルウォーターか、ビッグマックくらいだなぁと思いながら、ネットで検索を始めると、

いきなり出た、「ビッグマック指数」

本当にあるらしい、この世界の物価を測るバロメータなんだそうだ。
な～んだ研究者さんも私と大して変わらん（と、ドヤ顔）

で、いろいろ調べてみると以下のあたりに落ち着く（注：得意のアバウト）

商品　　　　　　　　　アメリカ　　　　日本　　　　　韓国　　　　

ビッグマック　　　　＄３．４９　　　￥３２０　　　３４００ウォン

ミネラルウォーター　＄０．９９　　　￥１００　　　　７００ウォン

ということは、ビッグマックで見ると
＄３．４９＝￥３２０だから、＄１＝９２円
３４００ウォン＝￥３２０だから、１ウォン＝０．０９円（１円＝１０．６ウォン）

ミネラルウォータでいえば、
＄０．９９＝￥１００だから、＄１＝１０１円
７００ウォン＝￥１００だから、１ウォン＝０．１４円（１円＝７ウォン）

ということは、１ドルは約９０～１００円の価値がある。
１ウォンは、約０．０９～０．１４円の価値がある、ことになる。

それでは、為替レートはどうか？

2011年8月1日　　為替レート　　　　　物価換算
１ドル　　　　　７７円　　　　　９０～１００円
１ウォン　　　０．０７円　　　０．０９～０．１４円

要するに、ドルに対してもウォンに対しても、現在の円の為替レートは実力以上に高いんでねの？
ということ。

感覚的には物価換算いいとこついてるでしょ、１ドルは安くたって９０円くらいの価値はある。
（日本から輸出すると、アメリカでは実質より１５％は高くなるね）
ウォンだって、０．１円くらいの実力があるはずだ。
（韓国の製品は、日本製より黙って３割安くなる）

これじゃあ、日本のコストダウンも追いつかないわ・・
と、よせばいいのに経済の話まで足を突っ込んでしまった（もうしません）