オンライン登記をやってみる
コロナ禍で生活様式がすっかり変わってしまい、
何でも在宅でオンラインで済むような時代になってきた、のは良いのだけれど。。
今日の話題は、法務局のオンライン登記手続きに関すること。
これがやってみると実に厄介で、国はこれを素人にはやらせたくないんだな、と思う。
なんでも申請にあたっては、申請方法について恐ろしい量の説明書とか手引書とかの類があって、
申請用紙には書き方の見本と説明書がある。
だいたい、それを読んでも一回ではとても理解できない。
二回読んでると混乱してきて、三回目を読むと諦めるようになっている。
そして司法書士先生の所に電話をすることになる。
今回は、会社の役員変更登記をするつもりなのだが、会社設立ならともかく、
一行の変更で司法書士先生に連絡する気にはどうしてもなれない。
少しググると、オンラインで可能と書いてある。
1日目で途方に暮れ、2日目には疑問が膨らみ、3日目に諦めようかと思ったが、
いやいやここで負けたら男が廃る、何度も説明書きに目を通すのだが、
何回読んでも全然アタマに入ってこない。
要するに、社長は変更登記を自分でオンラインで出来る(まだそこか)
でもそうするためには、私が会社の社長であることを証明する電子証明を取得しないといけない。
それはどうやって手に入れるかというと、個人の私がマイナンバーカードを読み込ませて、
僕が僕であることの電子証明をまず取得しないといけないらしい。
諦めるのなら早い方がいいぞ。
というわけで、申請の前段階に必要な商業登記電子認証とやらを取得するだけで、
3日を費やし、この辺で精神的に疲れ果てた。
こんなことなら法務局に出向いて紙で申請すれば良かったと心折れる。
しかし、アタマを沸騰させながら商業登記電子認証をオンラインで提出したら、
思ったより早くに受理されて、半日待ったらなんと完了したとのステータスになっているではないか。
こうなると俄然自分の才能に酔う。
よく考えればまだ準備が出来ただけなのだが。。
長いのでここで中断、つづく。