M社員のオール電化part2
暑中お見舞い申し上げます。
夏らしく暑いですね、でも今年はカーッと暑いというよりは、蒸し暑い感じです。
たまりません。
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さて、たまらないネタをもう一つ。
昨年末、クリスマスの太陽光日記にも掲載させて頂きましたが、
当社の社員のM君が自宅を新築された際に太陽電池付きオール電化にしました。
その際、あまりの発電量に驚いたレポートを致しましたが、
「最近はどーなの?」と言う社長の質問に、
「電気料金のお知らせ」を持ってきてくれました。
ちなみに、オール電化なのでガス代はゼロです。
スペックは、・三洋HIT200Wパネル×15枚=3.0KW
・エコキュート370L
・松下IHクッキングヒータ
・電化上手契約:6KVA
この脅威の成績表をご覧下さい。
12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月
発電量 315 364 295 369 429 409 312 299 kwh
売電量 254 246 247 263 298 360 214 207 kwh
電気使用量 316 483 443 392 282 274 215 241 kwh
売電金額 6667 6505 6532 6955 7906 9551 5677 5491 ¥
電気料金 4547 6878 6069 5338 4173 3939 3386 3883 ¥
差引光熱費 +2120 – 373 +463 +1617 +3733 +5612 +2291 +1608 ¥
差引で考えると、8ヶ月で東京電力さんに払う金額より、もらう金額のほうが
¥17,071 上回っています。こんな人いるんでしょうか。
このデータを見て特徴的なのは、
1. 発電量に対して売電量が多い。
2. もともと電気使用量が少ない。
3. 発電量が非常に多い。
1.は特筆モノで、深夜電力が安いかわりに昼の電気代が少々高い電化上手契約
を逆手に取って、この高い時間帯は節電を徹底してなるべく電気を使わずに
高い単価でどんどん売電するという電化上手+太陽光発電の理想的なパターン
と言えます。
2.はご飯も風呂も実は薪焚いてるのか、と思うほどの使用量で徹底した節電
がお見事です。奥様、プロの仕業ですね。
3.の8ヶ月間の発電量は、2792kwhで月平均349kwh(9248円相当)
これは年間発電量にして4188kwhに相当し、私がいつもシミュレーションに
使っている3KWシステムの年間発電量約3000kwhと言う数字を、
なんと約40%も上回っています。(メーカー・シミュレーションの+20%)
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これはあくまで一例であって、設置すれば全てこうなるとは申し上げませんが、
世の中の事例で一番うまくいっている中の一つであることは間違いありません。
私はもうビックリして、巨人戦見てるよりよほど面白かったです。
電気料金のお知らせ見ながら飲むビールもうまいだろうなぁ・・(笑)
M君、またデータ提供してくださいね、ありがとう。
三洋自慢のソーラーアーク(岐阜羽島)