ドイツからのメール
先日ヘルシンキで為末選手が根性の走りを見せてくれた頃、
うちのinfo@宛てにドイツからメールが来ました。
読んでみると以下のとおり・・
「我々はドイツの太陽電池卸売の会社です。○○ープ、BP、○菱製の太陽電池を
世界中で探しています。貴社が我々に提供できる特別なオファーがありましたら、
是非お知らせ下さい。
我々は素晴らしい国際的な関係を築けると信じています。
是非共にがんばりましょう。
船積み時の価格、支払方法、信用状は認められますか?もし可能ならお話を
したい事がたくさんあります。
できればすぐ、貴方のお話を伺いたいと思います。是非ご連絡ください。」
私の和訳が少々怪しいのは置いといて・・
ドイツの太陽電池事情のお話は何度かさせて頂きましたが、
やはり相当需給がひっ迫しているようですね。
残念ながら、我々代理店が直接ドイツに輸出することは出来ないので、
この”儲け話”は現実的ではないのですが、
多分この会社は、こういう事情を知っていながら、「特別なオファー」を探して
いるわけです。
ここまでやるか、ドイツの太陽電池!でしょ。
・・・・
という話を裏付けるかのように、日本国内の太陽電池の供給が厳しくなって
きています。全メーカードイツへドイツへ、の出荷ラッシュで日本に回す商品が
ありません。
どのメーカーも軒並み40日以上の納期回答ですから、ご了承ください。
日本にいると、太陽電池なんてあんまり現実的でない、とお思いでしょうが、
実は世界では引く手数多の商品なんです。
お盆の15日、ご先祖様に手を合わせながらご検討ください(笑)
シャープのバイエルンの事例
どうして代理店はドイツに直接輸出する事ができないのですか?
お返事遅れて申し訳ありませんでした。
メーカーは海外に売る方が高く売れるのです。
こう品薄になってくると代理店には「注文した電池は、どこに売るのか、はっきり言いなさい。」
と言われるわけです。
「海外向け」と言うと、メーカーは売ってくれないのです。
苦々しいでしょ(笑)
法律的問題などはないのでしょうか?
電池をどこに売るのかまで言って来るのですか?
本来は別に問題ありませんよね??
法律的には問題ありません。
メーカーと言うのは、その後の製品保証の都合と言って、売り先を聞いてきます。
まあ、海外は自分のところの販社がありますから、「商売のエリアを侵害するな」と言う意味でしょう。「せっかく高く売れる市場を勝手に荒らすな」と言う意味でしょうね。
海外の方が売値が安い場合は、そんな事言ってきませんからね。
輸出規制がかかっている製品以外の場合は、仰るように問題はありません。