日本の得意なところ
松井が怪我してからメジャーリーグを全く見なくなってしまったのですが、
その間はサッカーで盛り上がろうと思っております。
マルタ戦はともかく、ドイツ戦は引き分けながらもなかなか良かったじゃないですか、
2点も獲って。
でもジーコは代表監督就任した当時は驚いたでしょうね。
ブラジルチームなら「ロナウジーニョ、頼むぞ」と言えば、適当にピッチを走り回って
勝手に何発かのゴール決めてくれるんでしょうに、
日本人には「ナカタからこの角度でセンタリングさせるから、
ヤナギサワは、ここから走って頭の角度をこうしてヘディングしろ」と言わないと、
シュートしない(笑)
ジーコよ、それが日本人の日本人たる所以なのよ。
幼稚園からこれをしちゃダメ、ウソついちゃダメと教育されて、
学校に入れば、あくまで授業で教えられたことをちゃんと覚えて、
教えられた通りにちゃんとできる事が、日本の良い子。
相手の裏をかいて、蹴られてもないのに大げさに転んで、
習ったことのない動きをしながら、適当にシュートを打つなんて、
日本人には、あり得な〜い(笑)
日本人は学習こそ全ての基本で、ブラジル人は独創こそ人生を生きる術。
トヨタは日々現場の”カイゼン”をして何十万台も寸分の狂いもない自動車を作れる
けど、ブラジル人は誰も見たこともないサンバを踊れてこそカーニバルのスター。
攻撃パターンを毎日勉強して、毎日同じメンバーで練習練習を繰り返す。
日々のミーティングでカイゼンを繰り返しながら、緻密で正確で均質なプレーをする。シュートはあくまで攻撃パターンの産物で、一体全体誰がシュートしたのかさえ、
後で思い出せない・・・
これこそ日本のサッカーではなのだよ、ごめんねジーコ。
いつも均質で、細かい”カイゼン”のサッカーこそ日本人のW杯なのだ。
・・・・・
何を興奮しているのでしょう(笑)
よろしくお願いします、神様仏様ジーコ様。
さて、サッカーにも現われるように、日本の工業製品はその”均質性”で
高い評価を得ています。
太陽電池も同じ。
この前、業務用のパネル330枚の出力検査データを見ましたが、
全体の枚数の90%が、カタログ出力値の±2%の幅に入っていて、
残りの10%は、カタログ出力より3%以上良いものとなっておりました。
日本製品の品質おそるべし。
カイゼンこそ、日本を救う!