太陽光産業の明るい未来
今日はいきなり本題。
太陽光発電協会が先頃発表した2030年までの太陽光産業の見通しでは、
次のようになっております。
1. 2010年までに累計482万KWの設置するという国の目標は、何とかクリア。
2. 太陽光産業の市場規模は、
2005年単年度では30万KWですが、
2010年には118万KW=3770億円(今の4倍)
2020年には349万KW=8700億円(今の11倍)
2030年には755万KW=1兆4,600億円(今の25倍)
要するに、太陽光産業はそろそろ大ブレークが予想されて、
2030年ころまでは確実な成長が見込まれると言うことですが、
この景気の良い数字は信用しても良いのでしょうか。
景気の良い話を簡単に信用できないのは、今までの苦労を物語る?(苦笑)
果たしてこの金額だけを見てもなかなかピンと来ないので、
今の各方面の市場規模と比べてみましょう。
だいたい2005年の数字で、出典はいろいろです。あまり信用しないでください(笑)
カーナビ・・・・・・・・3000億円市場
パソコン・・・・・・1兆6000億円市場
国内旅館業・・・2兆5000億円産業
国内たばこ・・・3兆5000億円市場
薄型テレビ・・・・8兆6000億円市場
パチンコ産業・・30兆円産業!
誰がどうやって計算するのか、甚だギモンもありますが
何が凄いって、パチンコ産業か(笑)
これから比べたら、太陽光産業の規模は小さい小さい。
確かに、一念発起して計画する温泉旅行は1年に数回がいいところだけど、
パチンコやる人は、1年間に何万円使うかわからないもんなぁ・・
あとは、タバコだなぁ・・
たばこ1本に1円の環境負担フィーを追加して、それで太陽光発電とかの普及に
使う、ってのはどうですか? 私はタバコ止めたので(笑)
ちなみに日本たばこさんの販売本数は、2132億本。
1本1円で、2132億円。
今年のNEDOのフィールドテストの予算は、120億円!
何かというとタバコの値上げをしたがる財務省の気持ちが、
今わかりました・・