プリウス低燃費のワケ

今日は携帯電話の契約のややこしい話で○コモ・ショップに行ってきました。

あそこは役所です。割引サービスやその切替の方法など、オヤジには内緒で
毎年毎年難解にして行くのです。そして臨機応変という漢字は書けないだろう
若い女の子に、杓子を定規にしたようなマニュアルを覚え込ませて、
事もあろうに、この百戦錬磨の人生経験豊富で怖いもの知らずのオヤジには、
決してわからない発音で説明をさせるのです。

何年かしたら、あそこの店の近くには「代弁屋」とか「○コモ書士事務所」
とかいった看板が目立つようになるでしょう。

だって直接行ったら絶対ケンカになるもんなぁ。
地球温暖化よりもっと身近な大問題かもしれん・・・

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前回は、ガソリンエンジンはアイドリングや発進やアクセルあんまり踏まない
ところで効率悪い、という話をしました。

今日はその続き。

プリウスは停止している時はエンジンかけないようになってます。
スタートする時もエンジン使いません。だって効率悪いから・・
発進と言う、エンジンにはつらい時間を過ぎるとすぐに、自動でエンジン
かかって、低速の巡航などアクセル開度の小さい領域ではモーターが随分
活躍します。

そして高速走行などアクセルを踏んで弁を開く走り方の時は、エンジンも
結構効率良いのでモーターはめっきり出番がなく、その間エンジンが
ほとんど仕事するようになります。

そうすると、平均速度20km/hの時にリッター30kmで、平均速度50km/hの時に
リッター25km、平均速度100km/hでリッター20km、130km/hでリッター14km、
みたいな(これは正確な数字ではありません)速度上げれば仕事量は増える
からそれに応じた燃費になってくるわけです。

もう一つ、モーターが仕事するのは減速時です。皆さんが減速したい時に
踏むブレーキは、あれはせっかくガソリン燃やして得た速度エネルギーを、
摩擦熱に変えて、惜しげもなくその辺に捨てるという行為ですが、
プリウスはスピードを落とすときはモーターを発電機にして、そのエネルギー
を電気に変えてバッテリーに蓄えています。

つまり、トヨタのハイブリッドシステムの基本は、

 1.発進などエンジンの効率が極端に悪い領域でモーターを使う。

 2.街中での軽負荷中速域でモーターを使う。

 3.モーターで回生エネルギーを回収する。

つまり日本の都市交通のように、平均速度が低く、発進停止がやたら多い
使用環境でバツグンの低燃費を実現するようになっています。
渋滞路から、時速80km/hまでの環境なら、間違いなく世界一。

でも、もう少し違う走り方とかだと、どうなんでしょ?


またまた続く・・

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