卒業式に桜

ああ、気がつけばもう３月。

今年は、時間が経つのが世の中みな速いようで、桜も２０日頃には咲くらしい。
昔は桜といえば入学式の風景と決まっていたが、もうそろそろ卒業式の風物詩に
なってくるんじゃなかろうか。

桜の晴れ晴れしさは、入学式や新しい生活のスタートにふさわしい感じがしたが、
考えてみればその一週間後にいっぺんに散りゆく様は、何だかとっても寂しくて、
五月病の遠因のような気もする。

そう考えれば、桜は卒業式の晴れ晴れしさにも充分似合うのではないか。
卒業式に咲いてもらって、皆と別れたあとにパッと散る。
何だか寂しさ倍増だけど、そこから気楽な春休みだから落ち込むこともなかろう。

・・・・

最近、何でもかんでも温暖化で地球がおかしい、という論調が多いが、
（私も同じようなことを言っているかもしれないかも：苦笑）
少し前にエルニーニョの説明をしたように、実は何でも温暖化のせいばかりじゃ
ないんだろうと思う。

勿論、考えられる要因があって少なからず影響が考えられるならば、早急に対策
は必要だとは思うけど、皆、自動車に乗ることを止められないし、冷房や暖房なし
の生活や、電気のない生活にも戻ることはできないだろうから、

そろそろ冷静に、温暖化にも向き合わなくてはならないのではないか、とも思う。

我々の生活のどのヘンの部分が温暖化に影響を与えていそうで、
じゃあ何をすべきで、何を止めるのか、

温暖化の進んだ地球での生活では、桜は卒業式のものと割り切って、
石油ストーブは押入れの奥にしまって、洋服を全部半袖にすればいいくらいなら、

いいんですけどね・・・（そうはいかんだろうなぁ）・・・

　　　　　　

　　　　　　　　　　　　これはうち部屋の桃の花ですが・・