バイオ燃料
先月、バイオ燃料の小解説を行いましたが確かに最近やたら話題が多いです。
植物の光合成は、大気中のCO2を吸収してO2酸素を排出します。
そしてそのC(炭素)を植物内に蓄えていくわけですが、
その植物を燃やして出るCO2は、元々大気中にあったCO2と同量なので、
大気中のCO2はチャラである、
というカーボン・ニュートラル理論に則っておるわけです。
就任以来どうもポイント稼げないどっかの総理は、2050年にCO2排出量を50%に
削減する、とこのあいだ国際的に提案してきて、こりゃ何としても達成しなくては
いけない。
でも、太陽光発電や風力発電を増やすと言ったって、新エネルギーで今の発電量
の半分を賄うというのはちと難しい。
省エネを進めると言ったって、日本は現在でも省エネ技術は世界一進んでいる。
産業界は、そんな半分になんかなるわけねーだろ、と言うに決まってる。
国民は皆、自動車に乗らず、2km以内は全員徒歩、5kmまでは乗り合いバス、
5km以上は電車、800kmまでは新幹線、それ以上の距離には行くな。
なんていう法律を作ってしまえば、エネルギー問題&健康保険問題、一気に解決
できるかしれないけど、多分暴動が起きる。
だいいち、今やおそらく国民の相当割合が携わっているであろう自動車産業を、
生産台数半分になんかしたら、環境の前に、国の経済が立ち行かない。
だから政治は難しい。
・・少し顔が売れた程度で、比例区あたりで国会議員になって政治家ズラするん
じゃないんだぞ・・ゴルフ教えてる方が良いんじゃないのか(笑)、パパ?
となれば、
バイオ燃料は救世主だ。
自動車を半分にしないで済む。
この際、日本中の休耕田や畑でさとうきびやトウモロコシを作ったらどうかと思う。
得意の品種改良もして寒いとこでもすぐ育つさとうきび。
今こそ、国を挙げてバイオ燃料を栽培だ。
そして、頼むよお役所さま、バイオ燃料にヘンな税金を何重にもかけるのだけは
やめて。
国産バイオ燃料を安く供給して、自給率を上げるのだ。
そして新幹線の車窓から、今まで休耕田だったところに鮮やかな緑が広がった時、
「美しい日本」 はじめて具体化するんじゃないの。
そもそも環境問題についてエアコン使って照明使って夜遅くまで会議室で議論すること自体間違ってますよね。
「事件は会議室で起こってるんじゃない。現場で起こってるんだ!」の名台詞のように国会議事堂ではなく休耕地で真剣に議論しないとダメでしょうね。
国会関係で発生するCO2もすごいでしょうから・・
国会は、余ってる深夜電力の時間にやるのがいいかもね・・どうせセンセイ方寝てるんだし・・
いい過ぎ?(笑)