出たとこ勝負

近頃何がくやしいかって、松坂の勝ち星（10勝）より、松井のホームラン数（9本）が
負けてるのが、私としてはどーにも許せない。

松井は毎打席、まるで武士の真剣勝負のような「型」の凄みを感じさせるけれども、
固すぎるのか対応力がないように見える。

凡打のあと、相手投手の攻め方に対して自分の対応はどうであったか、打つべき球
は他にあったのではないか、相当反省しているように見えるが、

どう見ても考え過ぎなんじゃなかろうか。

だいたい相手ピッチャーだって、そんな正確な攻め方が出来ているわけではない
だろう。

「次は外角低めに逃げるカットボールか・・」と読んでいても、
投球が少し真ん中にズレて、カットボールが曲がらなければ真ん中ストレートに
なって、こうなると逆に手が出なかったりもするし、

そうなるとまた次の配球を読めなくなって、よく見る中途半端なセカンドゴロの山。。

失礼だけどA-RODなんか、何も考えずにガム噛みながら、ただただ来たボール
振ってるだけだぞ、あれは（笑）

・・・・

ここからは仕事の話だけども、

世の中、自分がキッチリ読んで準備していても、周りがその同じ土俵で戦ってくれる
とは限らない。

だから、あまり深読みし過ぎてがんじがらめにならずに、
もう少し「出たとこ勝負」が必要なんじゃなかろうか。。

この仕事をしていると、本当に色々なお客様とお話させていただく。

自分の論理に酔って完璧に準備しているつもりでも、
全然話が噛み合わずに、見事なセカンドゴロに終わることも多いのだ（苦笑）

自分の見方なんてごくごく一方的で、人様からみれば全く聞きたくない話ばかり
かも。。。。　もちろん、どっちが正解なんて話じゃない。

その場その場で、「行き当たりばったり」　でない　「出たとこ勝負」　が必要なん
じぁないかね。

自信持って行こ！

・・・・・

　　　　　　
　　　　　　　　　　　　悩みすぎ男

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