原油バブル
今日は、男子ゴルフトーナメント国内初戦の3日目、デビュー戦の石川遼君、
ナント首位タイ!最終日、崩れるかもしれないけども、彼はすごいぞ。
あの宮里藍のプロデビュー戦優勝の瞬間を、幸運にも沖縄で生で見てた時に、
こりゃスター誕生だと思ったけど、
遼君は第2Rで2打目166ヤードを直接カップインさせたり、デビュー戦でそういう
ことをやってのけるという、スターとしての運と華があるね。
応援しようっと。
・・・
さて、
4月に入って、ガソリンは例の暫定税率の件で20円ほど下がって、
久々に安くなったような気がしていますが、実は原油価格は1バーレル
100ドルどころじゃなくて、117ドルとかになってます。 知ってました?
これ、5月になったら20円戻るどころでなくて30円くらい値上がりする
のは間違いないはずです。 知ってました?
1ヶ月にガソリンせいぜい使って100リッター、ということはひと月で
2000円の値下げだったのか。
焼肉も食えないまま、来月からはおかゆだな、まったく。
・・・
そもそも、原油の値上がりについては、もはや需要と供給の関係ではなくて、
例のアメリカ・サブプライム問題で、行き場を失った投機マネーが、
原油とか金とかの相場にどっと流れ込んだのが原因と言われてましてね、
相場が右肩上がりの状態ならば、もっと買っとけ、更に買っとけ、となるのは
人情で、これ何かにソックリであります。
そう、あの日本の不動産バブル。ジュリアナ・トーキョーと飲み屋のフルーツ
盛合わせがたまらなく懐かしいって人も多いんだけど。
土地は上がるよ、もっと上がるよ、と皆が信じていれば、どんどん高値で転売
すりゃいいわけで、そうなるとどこからか、実態とはかけ離れてきて、
単なるマネーゲームとなって、最後は誰がババを引くかになってくる。
誰か自分の買値より高く買ってくれるヤツさえ出てくれば、救われるんだけど、
最後はだんだん値段も高くなってきて、どこかで「これ以上の高値では誰も
買ってくれなくなるんじゃないか・・」と不安になってきて、
段々皆がそう思いはじめると、どこかの段階で、ヤバイから少しの損で済まそうと
思う人がでて、それがきっかけで売りに転ずることになる。
この”売り時”って言うタイミングを皆同じくらいに感じていて、少しでも何かの
きっかけや気配があると、
ここで我先にと売りに走るようになる。
そうなると、これは雪崩のように世の中を駆け巡り、人はこれをバブルの崩壊
と呼ぶ・・懲りずに何度も繰り返されるんだなあ、これが。
・・・
原油もそろそろ、その気配なんじゃないでしょうか、本当は。
それで、原油相場でバブル崩壊となってしまえば、影響はもうサブプライム
どころではないのではないんだろうか、と私は思うけど。
ということは、投資家たちは原油価格は暴落させられない。
無理をしてでも、当面は100ドル内外を維持しようと投機筋は動くのではないか。
つまり、今後原油価格は、短期的にはあまり下がらず、高止まりということだと私は
思ってます。
先日話した、ピーク・オイル説も実はこの作戦の一部だったりして・・
ナハハ、経済学者でもない私が言っても説得力も何もないけれど、
経済学者の言うことも当たらないから、いい勝負だ(笑)
私が言いたいのはですね、
この際、早く原油依存体質を抜け出そう、と。
世界中で競争して、原油依存体質を脱却した国が、今度は世界をリードしていく
ことになるんじゃなかろうか、と。
福田さんはわかっとるのかね、そのあたりを(笑)
そして石川遼君、優勝しないかね明日。