エネルギー自給自足のススメ
今日はちょっと固いおハナシです。
先日、新エネルギー財団の小橋計画部長の講演を聞いてきました。
やはり国策の中心におられる方の生の声は非常に面白かったです。
その時のお話を参考に、あとは私が考えたことを少しばかり。
世界中の著名な科学者たちによれば、ここ50年の地球の温度上昇
については、人為的なものである。と結論付けられるそうです。
(気象庁のHPに”IPCC第三次評価報告書”と言うのがあり、これは
ボリュームありますが元気のある方は是非。はぁ〜ん、と思います)
また、日本はエネルギーの自給率は相変わらず先進国中最低で、
なんと約20%、そしてエネルギーの石油依存度は50.5%、
その石油の輸入依存度はご存知99.7%、そして輸入原油の88.1%
は中東に頼ってます。
ああああー、これまた何と恐ろしいこの現実。(出典はNEDO資料)
石油依存を減らし二酸化炭素対策には原子力発電は有効だが、
日本では原子力発電に対する抵抗も大きくこれ以上増やせない・・
(この点フランス人はブッ飛んでます。あの割切り方には勝てません)
で、国民に使うエネルギーを減らせと言っても、もはやエアコンなしの
生活には戻れないし、ろうそくで読書も目が悪くなっちゃうし、
川で洗濯も怒られそうだし、薪の風呂は懐かしいけど薪がないし・・・
省エネ進めろって言っても、日本製の電化製品はレベルが高くて
もうオイソレとは消費電力減らないとこまで来てますし・・・
国の施策を期待することも重要ですが、もはや個人レベルででも何か
をするしかないじゃないですか。
私は、将来は自分の家で使う電力は自宅の屋根の太陽電池と
自宅に設置する燃料電池で賄うようにするべきだと思ってます。
エネルギー自給率、せめて50%にしなきゃいけません。
戦後、敢えて”国意識”を持たせないようにしてこられた日本ですが、
軍事力ではなく、エネルギー問題では大いに”自分の国を自分で守る”
を意識すべきだと思います。
今回は何時になく格調高く・・たまには。