基礎からわかる太陽光発電
最近は新聞でも太陽光発電を取り上げられることが非常に多くなってまいりました。
9月20日の読売新聞朝刊に1面掲載されてました「基礎からわかる太陽光発電」
みなさんも1面読むのも面倒ですから、太陽光日記的アンチョコです。
Q仕組み
半導体に日光→電流が発生 ・はいそのとおりですが、”日光”っていう響きがいいです。
原料のシリコン調達難に ・・はいそのとおりです。
これが解決されるのは、2010年くらいでしょう。
Q使えば得か
電気代年10万円浮く ・・・そうです。4KW程度のシステムをつけるとそのくらい
発電します。
費用回収に25年 ・・・・・毎度おなじみのこのフレーズ。
4KWで240万円ほどなので、年間10万円電気代が浮いても、
費用回収に24年かかるということですが、わたしはいつもこの
わかったようなわからん計算に悩まされているんですな。
異常なガソリン高で、燃費が良いとバカ売れしているプリウス。
普通のあのクラスのクルマに比べて40万円も高いです。
せいぜい年間1万kmほどしか走らない人が、リッター12kmの
カローラと、リッター18kmのプリウスで出る差は、ガソリン価格
150円として、42700円。
「費用回収に9.4年かかる」わけで、そういう意味じゃプリウスも
費用回収には、乗ってる年月以上の時間がかかります。
でも、最初高くても燃費がいいほうがいい、と皆さん思うんですから、
新聞が「費用回収25年」なんて、知ったかぶりして声高に水差すな、
って思ってます(興奮気味だ)
Q普及策
国補助金4年ぶり復活へ・・・2009年度から、家庭用太陽光発電の購入補助金が復活することが
既に発表されていますが、ここでは「1KWあたり、10万円程度に
なりそうだ」と書いてあります。
今までは、予算総額だけの情報しかなかったのですがここに来て
初めて具体的な数字が挙がってきました。
正直、私の予想(6万円程度)より大きいので、これが本当だとすれば
大きいですね。
平均的な3KW~4KWのシステムでは、30~40万円の補助金が
つくことになり普及にはずみがつくでしょう。
自治体の取り組みも拡大・・・国が補助金を打ち切っていた間も、地方自治体では補助金がつく所が
ありました。購入検討されている方は、必ずご自分の市町村の補助金
をチェックください。
特に、東京都はかなり大きな補助が出ますよ。
以上、読売新聞の9月20日付け特集記事より、解説しました。