大丈夫女
私は自分でも正しい日本語を使っているとは思っておりませんし、まあ言葉は世につれだと
思っているので、結構今風の日本語も平気で使ってるのですが、
どーしてもあれだけは、違和感があるんです。
「コーヒーのおかわりは大丈夫ですかあ?」
あの鼻にかかった舌ッ足らずの声で、何でもかんでも「大丈夫ですかあ?」で済ます若い女。
コーヒーのおかわりが大丈夫かって、どういう意味なんだ?
おかわりしないとオッサン干からびて死ぬわよ、じゃあねえし、
このコーヒー飲んでもアンタ本当に平気なの?でもねえだろうし、
大丈夫です、と危うく言いそうになるのをグッとこらえて「いやもう結構・・」(オレは大人だ)
この大丈夫女は、何でも「大丈夫ですかあ」で済ますのだ。
「ご注文はAセット、お飲み物は紅茶で大丈夫ですかあ」 ううっ
これなら、「Aセット、お飲み物は紅茶でよろしかったでしょうか」の方がまだ許せる。
「先ほどは紅茶と伺いましたが、今でもその気は変わりませんか?」という意味なら
オレでも過去形使うかもしれんしな。
あ~やれやれ、気を取り直してレジに行けば、
「1万円からで、大丈夫ですかあ」 ううううっ、「から」に「大丈夫」のダブルパンチかっ。
「1万円からお預かりします」も相当違和感あるんだけど、
「1万円からで大丈夫ですかあ」はあんた、何を心配してくれてるんだろ?
「あなた、こんなとこで1万円も出してオサイフの中身ダイジョーブ?」っていう意味かしら。
「オークションは1万円スタートですけど、そんな高額でダイジョーブっすか?」ならわかるか。
つくづく、私はジジイになったもんだ、とコレ聞くと感じるんでございます。
ジジイはいつの世も、どうでもいいことに腹を立て、
いつも被害妄想なんですよ・・ オレって全然ダイジョーブじゃねえし。。。
・・・
今に、今度のソーリあたりが言い出すかもしれん。
「国会答弁は、漢字読めなくても大丈夫ですかあ・・」