F1

日本のホンダ本社が撤退を表明してから、チーム自体を誰かに売却して参戦を続けるのか、
解散するのかで揺れに揺れていた旧ホンダF1チームですが、ようやく従来のマネージャ陣が
チームを買い取り、ブラウンGPチームとして今季の参戦が決まったようです。

この突然の自動車不況で、一時はあのトヨタも撤退するのではないかといわれましたが、
今季の撤退はなしと言うことで混乱は収まったかのように見えます。
がしかし、正直現在のF1では莫大なお金はかかるわ、興行の胴元ばっかり儲けるわ、環境問題
とは対極にあるわで、自動車メーカーは参戦意欲が低下するばかり。

草食系男子がはびこる中では宣伝効果にも疑問で、存在意義があるんか? でしょうね・・

少し前は、アメリカでは全然人気ないけど、欧州ではやはりF1に参戦しているかどうかで
クルマの売れ行きは違ったらしいし、中東やアジアと言ったこれからの市場ではF1の宣伝効果
は大きいかも、と考えられていたのでしょうが、何だか今となってはバブリー過ぎだ。

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そうは言っても人間(というか今時めずらしい肉食系男子)には、”とてつもなく速い”とか
そういうモノは魅力的だとは思いますから、この辺で日本が胴元になって本格的な

電気自動車レースをやったらいいんじゃないか、と思うのです。
いくらエコでも、ソーラーカーじゃ遅すぎるし(笑)

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500KWくらいのモーター積んで、バッテリーは何セットか主催者が支給して、ピットインで
バッテリーパックを交換する、クルマから下ろしたバッテリーパックは、慌てて急速充電して
次のピットインに備える、ピットインするとタイムを大幅にロスするので、速く走ってりゃいいと
いうもんではなく、どっちが得かはよ~く計算してラップタイムを決めていく。

サーキットはバッテリー充電場と化すので、真ん中の空き地には太陽光パネル設置だ。

 

今のF1は、ガソリンも使用量は決まっているとは言え、実質的には使いたい放題。
まあ圧倒的な速さに興奮するとは言っても、やってる方もこれでいいのか、と思っているはず。
多少スピードは落ちても、空力性能や走行抵抗の見直し、より効率的なモーターの開発、
エネルギー密度の高いバッテリーなど、今のF1よりは実生活に役立つ可能性もあるはずだし、
やる意味もあろうかと思うんです。

でもまあ、今やるとクルマにバッテリー積むというよりは、バッテリーにモーターとタイヤ
付けたみたいになっちゃうのか・・(笑)

 

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