宮里藍

宮里藍は、国民の妹である(新説!)

その妹が遂に勝った。フランスで行われているがれっきとしたアメリカ女子ツアーの
エビアン・マスターズに優勝。日本中のゴルフ好きが妹の快挙に涙した(と思う)

日本では、有り余る才能だけで簡単に成功してしまってもなかなか評価してもらえない。
やはり才能がありながら苦闘の歴史というか、挫折が一枚かんでいないと納得出来ない
という(面倒な)国民である。

藍ちゃんは、昨年ひどいスランプを経験した。
我々素人が見ていても、「あれれれ、藍ちゃんスイングおかしいねえ」と思える程の
ドライバーの不調で、次々と出てくる若手の才能あふれる選手達にこのまま埋もれて
しまうんではないかとまで心配しました。

しかし彼女は、”その辺の勢いだけの若い女子”とはやはり違ったのですね。
着々と準備していたと思われる英語も1年目から堂々と通訳なしでこなしていて、
それだけでも勢いだけでない、地に足が着いてると感心していたものですが、

去年の絶不調の時もいつもふてくされることなくプレーして、日本の報道陣に毎回
求められるコメントもいつも前向きで、傍から見てもいかにも調子悪そうなのに、
あくまでニコヤカで前向きな発言は、あまりに健気で少々痛々しくもありましたな。

そういう年月を重ねて、バックボーンを充実させていったというか、スコア以上に
懐を深くしていった感があって、先日の全米女子オープンの最終日の猛チャージでの
6位入賞で、ああ優勝も近いという雰囲気が出ていました。

そうです、表に出る結果が先行して人気が出るのもそれはそれでたいしたものだけど、
結果以上に見えないところで実力をつけて、来るべき時に備えるという姿勢が
共感を呼ぶところなんでしょうなあ、いや全く、あんな妹欲しい。

・・・

話変わって今、国政は大きな転換期を迎えておりますが、、
話題の党は果たして人気以上の実力を持ち合わせているのかどうか、
或いは人気のなくなってきた党は、来るべき時に備える謙虚さを持ち合わせているのか
どうか、たいへん気になるところであります。

きっと将来は藍ちゃんのところに、我が党から立候補を!と言いに行くんだろうなあ。

もう行ってたりして・・(苦笑)

 

 

 

2 Comments

Leave a Reply