全量買取り?

西日本では猛烈な豪雨が続いて、九州、中国地方の皆様にはお見舞い申し上げます。

梅雨明け宣言もしにくい気象状況ですが、最近の局地的な豪雨はやはり尋常ではなく、
先日も名古屋方面に出張しましたら、あまりの豪雨で、高速道路上でもう止ろうかと
思うほどでした。(怖いのなんのって・・)

路上の水位でハンドルが取られるのと、あまりの降り方で前が見えないのとで、
本気で路肩に止まろうかと思いました。
あの降り方は日本は既に亜熱帯ですね、とても温帯気候とは言えません。

・・
 

さて、その温暖化防止に関しても、今回の選挙ではいろいろと争点があります。
太陽光関連でいえば、「余剰電力買取制度」のことがあります(漢字ばっか)

これがどうなるか、非常に興味深いところです。

まずは、経済産業相の諮問機関である「総合資源エネルギー調査会」の新エネルギー
部会は、先に政府が打ち出した、電力会社に対し太陽光発電のある家庭などから余剰
電力を買い取る制度の重要性を強調しましたが、あくまで買取対象を「余剰電力」と
したのに対して、

その一方で、民主党が主張している買い取り制度は太陽光のほか風力、地熱、小規模
水力も対象として、余剰電力だけではなく「発電の全量」を電力会社に買い取らせる
という内容です。
価格は明示していませんが、コストは原則として電気料金に転嫁し、低所得者には政府
が補助するというものです。
 

こりゃ、えらい違いがありましてね・・

 

簡単に私の自宅の太陽光発電で言いますと、月に250kwhほど発電するうち、
180kwhくらいは、エアコンだなんだと自分の家で消費しています。

それで、売電している余剰分というのはその差の70kwhくらいになんですね。

で今は、kwhあたり26円ほどで買い取ってもらっていますから、約1820円
ほど東京電力さんから振込があるわけですが、
まず、現政府案でもこの買取単価が約50円になるわけですから振込額は、ナント

3500円に!(これだけでもうれしいと思っていたら・・)

民主党案では、「全量買い取り」ですから、対象は250kwhになるわけで、
仮に現政府案の50円としたら、12500円振り込まれるわけでこりゃもう、

うちは電気代タダどころじゃなく、黒字間違いなしですかね。

まあ、全量買い取りの場合は50円で買ってくれるこたあないでしょうけど、
財源的には、大きな差になるのはわかりますよね。

それでもっと問題なのは、「全量」にすると、全戸にもう一つメーターつけなきゃ
いかんのですけども(わかってんのかな、ハトヤマさん)

 

というわけで、熱い選挙戦でありますが、真面目に実行してくれるんでしょうか??
言うのは簡単ですが、実現性にちょっと不安も過る夏の陣です。。(今日は暑う~)

 

 

 

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