何故プリウスがこんなに・・

売れるんでしょうね??

昨年のリーマンショック以来、自動車はさっぱり売れなくなったのですが、
ホンダのハイブリッド=インサイトが発売以来大ヒットを飛ばし、続いて発表された
トヨタのプリウスがまた爆発的な売れ行き。

5月以降は他を寄せ付けない売れ行きで、乗用車販売台数で断トツの座をキープです。
ガソリン高、不景気、CO2削減のすべてのキーワードがピッタリとはいうものの、
5年前からのプリウス・ユーザーから見ても、「ちょっと行き過ぎなんじゃないの?」
と思わせるこの現象に、

日本人の単一指向性というか、ひとたびこっちだとなると全員がそっちに走ってしまう
この性質(?)に、少しばかり怖さすら感じてしまう私であります。

国民が非常に几帳面な教育を受け、常に正解を求められて育った結果なのか。
ある局面でわかりやすいアイコンが出来ると、それこそ雪崩のように皆が同じ方向に
行ってしまうというのは、果して日本人の持って生まれた傾向なんでしょうか。
 

 

もう少し色んな考え方をする人がいていいと思うのですがね、私は。
 

・・・

 

太陽光発電は、「元を取るのに二十年以上もかかる」というような計算をされて、
バッサリ否定される方も多いのですが、プリウスの場合を計算してみるとどうなるか。

一般的には、同クラスの車をプリウス型ハイブリッドにすると40万円くらいの差が
あると言われていました。ガソリン車に加えて、モーター、バッテリー、より複雑な
コンピュータシステムが搭載される差額です。

このプリウス・ハイブリッドの実用燃費は、リッター19km程度で、同クラスの
普通のガソリン車ではおそらくリッター13kmほどでしょうか。

とすると、毎月1000km走る人では、普通のガソリン車で77リッター使う
のに対して、ハイブリッドは53リッターですから、差は24リッター。
1リッター=120円とすると、毎月の差は2880円です。

とすると、40万円差の”元を取る”までには、139か月=11.6年。
毎月2000km走る方で、約5.8年。

と言う事は、一般的な使い方では、その車に乗っている間には、これもなかなか
元を取るまでいかない、ことになりますね。
私は2000kmくらいは走りますが、世の中の方が皆さんこんなに走るわけでも
ないわけで、やっぱり特に緻密に計算されているわけではない気がします。

う~ん、そうなると何故みなさん一斉に行列に並んでプリウスを買うのか、
なぜ太陽光発電は元が取れないというのか、わからなくなってきました。

こうなりゃ、あのレンホーさんに「家庭内事業仕分け」をお願いしますか・・
(どっちも、もう少し簡易的で効果が2番目のモノではだめなのですか?
って言われるのか)

 

 

 

 

 

 

 

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