98年製の太陽光パネル

チリの鉱山の救出劇は、まさに素晴らしい結末で良かったですね。
あの最初に出てきた人の子供の顔みたら目頭が熱くなりました。。

しかしこの計画、当初は「クリスマスまでかかる」と言っていたものが
「10月」になり、「来週には」といっていたものが「明日から」になり、
「明日には」と言っていたものが「本日の深夜」になり、まあ関係者の
不眠不休の努力で前倒しということなので良い話ではあるのですが、この
見積のおおらかなところが何ともラテン的というか、言っちゃいけないけど
ちょっとアバウトか・・とも思いました(よね?)

これが日本だったら、「何月何日の何時何分から計画を開始します」って
発表したら、許してもらえる誤差は数日でないと許してもらえないですよ、
自然現象の梅雨明け時期でさえ、何月何日になる、と正確に言えと気象庁
に文句が来るという国ですから・・
そんなハナシはともかく、全員無事救出、本当に良かったです。
あの救出用カプセル、当社でも作れたなあ、とも思いながら見てました。

・・・

さて、これは太陽光日記なのでたまには太陽光のハナシを(笑)

先日、98年に設置したお客様が屋根のリフォームのために一旦外して、
また設置しろ、とおっしゃるので外してまいりました。

98年の三洋パネルですので、現存する最古のパネル・・でもないですが、
12年経過しているパネルを見るのはなかなか出来ない経験です。

      

 

当時の三洋電機製パネルは現在のHITではなく、米国ソレック社製で1枚
が150Wです。
セル外観上はほとんど変わった様子はありませんが、アルミ・アルマイト
仕上の外周部分は黒だったものが、ほとんど白になってしまいました。

 

      

 

それ以外はほとんど変化はありません。
お客様によれば、「12年経過して出力は5%くらいは低下したかも・・」
というお話でしたが、「まあ気がつくほどの低下ではないね」ということ
でした。

私たちも、「寿命は20年はあります」と言っていながら、実は発売して
20年経っていないのでわかりません、が本当のところだったのです。
この12年物のパネルを見る限りは、あと10年くらいは大丈夫そうだな、
と思って安心しました。

 

私は南米出身ではないので、それほどズレないと思いますのでご安心を。
 

 

 

Leave a Reply