石川県の太陽光発電

今週、石川県野々市町に新しいキネティックの据付工事で出張しました。
(この件は、また風の彫刻のコーナーでUPします) 石川県には当社のキネティックが何本か設置されておりますので点検がてら街を走ってみたのですが、歴史のある街並に混じって目新しい太陽電池が結構目に付くようになっているのに驚きました。

で、ちょっとデータを見てみました。

それでは、私の現在の本拠地神奈川県と、実は故郷石川県、そして太陽光発電普及率全国1位の兵庫県を比べてみます。

          人口     世帯数   太陽光設置件数  普及率

  神奈川県   873万人   358万世帯    6433件       0.18%

  石川県     117万人    42万世帯     713件      0.17%

  兵庫県     555万人    203万世帯    9734件      0.48%

         * 設置件数はNEF発表の2003年度までの累積データ
         * 普及率は、設置件数÷世帯数%

なるほど、世帯数あたりの設置件数は神奈川県と石川県はほぼ等しいのですね。
1000件に2件はないけど、このくらいになると結構目に付きます。
さすが、設置件数日本一の兵庫県では1000件当たり5件に近いですから、街を
歩けば相当目に付くはずです。

因みに年間の日射量は、神奈川県を100として、石川県93、兵庫県103となって
います。降雪地域と言っても神奈川県と比べて10%は違わないんですね。

さて、神奈川県や石川県の普及率が0.2%弱として、政府が言っている基本方針
である「2010年に482万KW」を達成するには、どのくらいの普及率になるのか?
・・・計算してみましょう。

1件あたりの規模を3KWとすると、482万KW÷3KW=160万6666件

日本全国の世帯数4983万世帯として普及率を計算すると・・

160万6666件÷4983万世帯=3.2%!・・・100件に3件以上必要です。

神奈川県の皆さんも石川県の皆さんも、考えてる場合じゃないです!
早いとこ設置しましょう(笑)


             犀川:写真提供金沢市



   

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