混乱の一週間

震災から今日で1週間、そして計画停電が始まってから5日目。
毎日起きるたび、夢であって欲しいと思うが、何度起きてもそこにあるのは
昨日より厳しい現実だ。

あらためて地震と津波の犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます共に、
不自由をされている被災者の皆さんにお見舞いを申し上げます。

東北の現地とは比べ物にならないとしても、ここ首都圏の混乱もまだまだ解消には
至らず、我々レベルでの当面の大問題は計画停電とガソリンの供給不足か。
しかししかし、この混乱が経済に及ぼす影響は思っているよりずっと大きく、
その影響は日本全体を巻き込むのではないかと、正直背筋が凍りそうだ。

この月曜日から毎日3時間程度の停電があり、昨日はグループ毎に停電をしても、
夜の電力不足が予想されていたので、夜の2回目の停電を覚悟していたが
午後早々に2回目の停電は中止との連絡があったので、

ああ暖房も我慢したので足りたんだなとホッとしていたら、TVで経産相が
「電力が足りず大規模停電が予想される」と記者会見中・・

? これでは混乱もするぞ。

覚悟してるんだから停電した方が良いのではないか、とも思ってしまう。
そして今日も、朝6時過ぎから停電の予定と市役所の放送まであったので、
会社は10時始業と連絡したのに、結局7時過ぎても停電は来なかった(!?)

電気を供給してもらえたことには感謝、でもせっかくの市民側対応が空振り。
いくら日本人が器用だと言っても、このシステムで個人レベルはともかく、
会社として経済活動を恙無く進めるのは、さすがに無理があると思う。

・・・

今回の大災害から一週間を見ていて、正直日本人は素晴らしい。
こんな大きな苦境の中でも実に冷静で、他人への思いやりに溢れている。
危険を承知で現場に向かう自衛隊や東京消防庁の方達も実に頼もしいではないか。

それに比べて、

場違いなほどの完璧メイクに取って付けたヘルメット姿のニュースキャスター、
何だか話に要領を得ない小綺麗な大学教授、現場を見ずに安全な所でただ電力会社
からの報告を伝言記者会見する原子力ナントカ院の役人、そして原稿読みの演説が
残念ながら人の心に響かず、明るい気持ちにもさせてもくれない日本国ソーリ・・
(太陽光日記始まって以来の毒舌ごめ~ん)

贅沢ながらこの停電ペースに全く慣れることできず、イライラしてるせいなのか、
信用できる人と出来ない人がクッキリ見えたような気がした一週間でもありました。

それもあるけど、とにかく今は鎮まってくれ原発。

 

 

 

 

 

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