日本車危うしⅡ
前回、日本車は空前のピンチにあると言いましたが、日本国内にいると気がつかない
けど、世界的には日本車追撃の代表選手=韓国車をちょっと紹介します。
5月に仕事で韓国に行きましたが、その時に韓国自動車産業の元気度が実感として
伝わりました。街を走るヒュンダイやKIAはもう韓国ローカルではなく、世界に
十分通用するモデルをたくさん出しています。
いやもう、「日本車危うし」を実感しますよ。
まず、ヒュンダイ・SONATA そうです、あの冬のソナタの大ヒットにあやかって
名付けられたヒュンダイの代表車種。
何だか、前から見るとトヨタっぽく、サイドのキャラクターラインはベンツのCLSとか
VWのパサートのようではありますが、なかなかどーして立派なもんです。
これ、韓国ではやたら走っていますね。2.0L&2.0Lターボ付きでアメリカでの価格は
$19,695ー28,095(150万円~213万円くらい/1ドル76円換算)
こりゃアメリカで売れますわね。
もう一つ、私が気に入ったのがKIA(起亜)のSUV=SPOTAGEです。
この後ろはドイツVWのティグアン似ではありますが、かなり魅力的なデザインです。
これも2.0Lクラスでアメリカでの価格は$18,500 – $28,400(140万円~215万円くらい)
いやはや、恐れ入ります。
こんな感じの”どっかでみたことある”モデルが多いとは言え、日本車だって
人のこと言えませんからね(笑)これだけ見ても、「日本車危うし」は現実であります。
さあて、日本はどこへ向かうべきか、時間ないけど考えないとあきまへん、マジで。