太陽電池リニューアル!
関東地方は、6月の終わりから雨、雨、雨のまさに梅雨らしい日が2週間近くも続いて、
私の自宅の太陽光発電は開店休業状態。こういう時、雨が続いて鬱陶しい、
とかでなくて、雨が続いてもったいない、と思うのですね、発電所長は。
それというのも、実は15年前に設置した太陽電池を3月にリニューアル!
そして6月には、家庭用蓄電池システムにバージョンアップ、しました。
今日はまず太陽電池の交換の話から。
15年前当時は標準的であったシャープの多結晶パネル125W×24枚=3.0kWは、
稼働状況は問題なかったものの、特にここ数年は出力低下がはっきりとわかる状況に。
一般的に言われる多結晶パネルの経年劣化は、0.7%/年と言われていますので、
15年では、0.7%×15年=10.5%ダウンの計算。
元々、定格3.0kWに対して夏至の正午頃で2.1kW(70%)程度の出力であった
ものが、ここ数年はどんなに出ても1.8kW程度でしたから、初期性能に対して
15%ダウン程度と、計算値に対してまあそんなもんのような、ちょっと劣化が
大きいような・・
それを、シャープ自慢の、ブラックソーラー198W×18枚=3.56kWに乗せ替える
ことにしました。
架台は、当社DDSのオリジナルアルミ架台でしたので、そのまま使うことが可能で、
なんと、同じ面積で2割も大きな容量を達成しております。
技術の進歩はとはこういうものです。
何と、一日で工事は難なく終了。
おまけに、並列数は3並列が2並列に簡単になり、良いことづくめです。
そして、3月末に交換工事を行った後の、5月、6月の電気代がこちら。
(ビフォー)2014年 → (アフター)2015年
5月 買電 11,685円 / 売電 8,208円 → 買電 7,566円 / 売電 13,872円(売電69%↑)
6月 買電 8,863円 / 売電 5,616円 → 買電 9,409円 / 売電 9,120円(売電62%↑)
なんということでしょう! 売電量が、60%以上増えていますね。
それで、買電≒売電 すなわち電気代ゼロ住宅の背中が見えてきたじゃありませんか。
設置されて10年経ったお客様、元を取った今日この頃、そろそろ交換いかがでございましょう。
次回は、蓄電池について。