防災拠点の太陽光発電
前回のコラムをUPしようとした時、神奈川県でも震度3程度の揺れを感じましたが、
新潟中越地方は大変な被害に遭われました。震源地に程近い長岡市には太陽光
発電関係の知人の会社もあり大変心配をしています。
前回も災害時の太陽光発電と言う話題をお話しましたが、今回のように大規模な
災害に遭遇した場合、大概の場合は学校や公民館と言った公共施設に避難を
することになります。
そこで地方自治体として、防災拠点の考え方はどうなっているのか?と思い、
ちょっと調べて見ましたら、埼玉県が「高等学校の防災拠点化」を計画し、
県立高校155項のうち、38校を防災拠点基地として定め、太陽光発電設備、
ソーラ給湯設備をはじめ、非常用発電設備、グランド照明設備、耐震性貯水槽、
雨水貯水槽の設置などの計画を実施した、と言う情報がありました。
埼玉県のページはコチラ
私はこれは素晴らしい考え方だと思います。
現状の市町村レベルでも、防災拠点として地区センターなどにこのような設備を
設置されている例も見られますが、やり方がバラバラなんです。
そして市町村レベルでは、設備に対する考え方も統一性がなく本当に機能する
のか心配なものさえあるのが実態です。
この埼玉県の例のように、やはりこのくらいの話は県のレベルで、統一性を
持った考え方で進めて頂きたいものです。
こういうものに使う税金は、きっと住民の支持を得られると思うんですが・・
何はともあれ、現在も強い余震が続いている新潟県の方々に心よりお見舞い
を申し上げ、一日も早く日常生活を取り戻されますようお祈り申し上げます。
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