M君のオール電化生活
クリスマスの25日、関東地方は朝から良い天気です。
この陽気でどこが冬なんでしょうか。 ワイシャツ1枚で外を歩く私がおかしいので
しょうか。 両方おかしい? ごもっともです。
さて、今日は当社の社員M君のオール電化生活1ヶ月目のお話です。
M君は当社の社員ですが、太陽光発電の部署ではなく、日頃は傍目から社長や
担当の言うことを聞いていて、「ホンマかいな?」と半信半疑でいましたが(笑)
今年家を新築した時にオール電化にして、新生活1ヶ月目の報告をしてくれました。
厨房は松下電器のIHクッキングヒーター、給湯はダイキンの370Lエコキュート、
屋根には三洋の200Wパネルを15枚載せて3KWにして、東京電力の深夜電力
契約「電化上手」にしてあります。
家族構成はM君夫婦二人ですが、11月22日から12月20日の29日間の電力収支が
でました。・・・・・・ちょっと驚きますよ。
まず、太陽光発電の発生電力量=348KWH
これは三洋電機のHPによる年間発電量の月平均より25%上回っています。
平均的な他社パネル3KWでの、12月の関東地方の平均で252KWH程度ですから
実に38%増し! 値段は高いにしても、三洋200W恐るべしです。
そして、電気代は支払う金額で¥4547-
内訳は、基本料金¥1200-
昼間の使用量 12KWH(!) @25.4 = ¥305
朝晩の使用量 103KWH @20.4= ¥2101
夜の使用量 201KWH @6.05= ¥1216
次に、太陽電池で作る電気を東京電力に売った電力量=254KWH(!)
金額にして¥6667-
つまり彼の家は、東京電力への支払いが¥4557-で
東京電力から振り込まれる金額が、¥6667-、ということは、
彼の家の光熱費は、全部で¥2110-の黒字だったということです(!)
東京電力さんはいいお客さんです(笑)
M君お歳暮送るべきですよ、東京電力さんへ。
・・・・・・
ここで、ちょっとした考察です。
太陽光発電の発生電力量が348KWHで、売電量が254KWHですから
その差の94KWHは、自家消費の分です。
従って上記の昼間の使用量は、本当は12+94=106KWHだったということです。
単価の高い昼間の電気を太陽光発電でうまく賄っているのがわかります。
また、エコキュートですが1ヶ月間のお風呂の燃料代が1216円だったということ
です。宣伝どおりの経済性が実証されたわけですね。
いやはや凄い発電量で正直驚きました。
「つけて良かったですよ」と言うM君の言葉に救われた年の瀬でした。
M君、ありがとう。
深夜電力(笑)? X'masのけやき坂