京都議定書-太陽光発電

宮里藍は凄い。ワールドカップ優勝のあとは、欧州ツアー初参加初優勝かと
思ってしまいましたが残念2位でしたね。でも本人も実はホッとしてますね、
これで優勝した日にゃこれからの人生怖くて飛行機乗れませんもん。
2位で良かったでしょ(笑)・・

さて今まで京都議定書の中身を説明してまいりましたが、ここからは今持ってる
材料でどれくらいの削減効果があるのか、少し具体的にお話しましょう。

今日はまず、太陽光発電システムの効果です。

これからするお話では、CO2の量の単位を合わせますのでガマンしてください。
  Kg-CO2: 二酸化炭素としての重量(ここではこちらを使います)
  Kg-C  : 炭素換算での重量(C=12、O=16なのでKg-CO2表記の12/44です)

はいはいはい教室へ戻って(笑)

太陽光発電システムでは、稼動してしまえばCO2は出ません。
がしかし、製造する時に結構なエネルギーを使うため、製造時にCO2を出すこと
になります。その製造時の排出量を寿命で割り算して他と比較するわけです。
現状の発電も同様に建設時のCO2を足した数字になっております。

細かいけどアタマいい人がいるもんです。

と言うわけで、太陽電池は  「 53g-CO2/1kwh」
石油火力発電での排出量は、「742g-CO2/1kwh」でも原子力発電はCO2ほとんど
出ないので実際は、        「380g-CO2/1kwh」くらいなんだそうです

と、言うことは1kwhあたり、380-53= 327 g-CO2/kwhの差があります。

3KWの太陽光発電システムの年間発電量は約3000kwhですから、
327g-CO2/kwh×3000kwh=981Kg-CO2=約 1トンのCO2削減であります。

あの、もう少しで終わりますから(笑)

一般家庭の平均年間消費電力量は4,482kWh(住環境計画研究所「家庭エネルギ
ー統計年報」1996年版)というデータを元にすれば、発電所で100%電気を作る
場合が 1703Kg-CO2 発生するのに対して、3KWの太陽電池をつけた場合は、
      722Kg-CO2 に低減するので

  なんと 58%の低減! と言うことになります。

太陽電池恐るべし! であります。

・・・・・

色々な資料で色々な数字が飛び交うので、あ〜★%□%&#@・・・・
自分で調べてもわかりにくいです。
ここは、”比較的”わかりやすく(笑)次号へつづく





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