オンライン登記その2
昔から、役所への申請の面倒さには納得がいかない。
本来、役所とは市民への公的サービスであるのだから、申請などすべて自分でやれて然るべきだと思うし、
書き方を間違えるような書式は、書式の方を直してもらうのが筋と思うのだが、
まあたいがいこちらが「間違ってますよ」と怒られて、間違えてすみませんと謝ることになるのだ。 なんでや?
司法書士先生でないと書けない申請書など意味がわからないではないか。
なにか勘違いをしているのか、確信犯なのか、それとも両方か。
我ながら文句が多い男である。
・・・
そしてやっと、本丸の変更登記の申請に移る(まだだったのか)
ここまでで、いくつパスワード作ったろうか、もう覚えてもいない。
登記簿の変更は1行なので、変更内容の記載はすぐ出来る。
そして申込しようとしたら、またここで電子証明パスワードとやらを書く欄が現れた。
ここまで山ほどパスワード入れたが、ここで入れる電子証明パスワードってのはなんだ?
申請書のログインに、電子証明の鍵ファイルに、はたまたマイナンバーカードにと、
たくさん作って来たけれど、電子証明パスワードなんて作った覚えがない。
もうウンザリで、これ以上説明書なんか読む気力はとうに失せているので、
電話問い合わせ欄を必死で探して電話する。
だいたいこういう窓口は一回、二回、三回と話中だ。
最近は、わからない時の問合せ連絡先も書いてないのが多いから、
電話問い合わせ先が書いてあると、どこも相当な込み具合である。
電話が込み合うってことは、わかりにくいってことの証明なんだが、
きっと電話担当を増やそうか、みたいな解決策を検討するんだろうな、
そういのを本末転倒とか、的外れという。
何回も番号をプッシュしてやっとつながり、こんなパスワード知らんけど何?と聞いた。
「それは、これから作っていただくパスワードです」
・・
そうならそうと書いとけ! 電話口ではそうは言わなかったけど。
一つ進む度に血圧を上げて4日目、ついに変更登記の申し込みが完了。
受付完了したんだから、すぐなのかと思いきや、
1日経ち2日経ち、今日で3日目なのだが、「審査中」ステータスのままである。
順番待ちとか書けばいいのに、審査中ってこれ以上何を審査するのだ?
再度つづく