ソーラータワー

誰が名付けたか、ゴールデンウィーク。
世の中の大概の方は長いお休みを満喫されていることと思いますが、
人様がお休みの時ほど、仕事をしなければならない人も多いんですよ。

私の会社も、工場向けの機械設備をやっている関係上、正月、5月連休、8月連休
は忙しくてたいへんなんです。

お店やホテルや旅館をやっていらっしゃる方もお忙しいと思いますが、
どうぞがんばってくださいね。
我々を含めて、こういう方がいてくれてこそのGWであります(自己満足)

・・・・
さて、今日は世界の新しい発電のお話。

オーストラリアでは今、壮大な”ソーラータワー”の計画が進行しています。
なんと100平方キロメートルの敷地に太陽熱を集める巨大な円形の集光装置と
中心部には高さ1000mのタワーがそびえつ・・

なんじゃこりゃ? と思う外観ですが

地表の集光装置で暖められた空気が中心部に集められ、この中心のタワーを
昇っていく・・タワーの中の上昇気流は空気を15.6m/秒まで加速させ、
タワー内に32基設置したタービンを回して、なんと200メガワットの電気を作り出す
んだそうです。

詳細はこちら

なんとも壮大なプロジェクトでありますが、なんかスケールが大きくて楽しさを
感じますね。まさにこどもの日向けの楽しい絵であります。

日本人が太陽電池のミクロン単位の細か~い世界で、日々コツコツと”改善”を
重ねて効率を少しずつ高めていくのとは対極的な(笑) まさにオージーらしい
豪快な発想であります。

200メガワットって、小さな原発ほどの出力ですからこれが”本当に機能すれば”
日射量の多い地域では可能性ありますわな。

まさに壮大な未来のエネルギー計画。
なんとか完成に漕ぎつけて欲しいものです。

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ところで、この建設のために買収された豪州・ニューサウスウェールズ州の牧場は
100平方キロメートルで買収額100万ドルって書いてあります。

100平方キロメートル=3000万坪(坪じゃないとわからない悲しい習性)
100万ドル=豪州ドルでしょうから、8000万円。

これって、坪2.7円!・・・ああああ、日本じゃ無理、残念。


          写真引用許してください(笑)

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