ソーラー大作戦
8月も終盤になり、台風の後ろ姿を2つ3つ見送るようになると、
めっきり秋の空になっていることに気がつきます。
考えてみれば、6月の20日前後の夏至からもう既に2カ月が過ぎ、
日の入り時刻は、50分も早くなっているんですよ。
ああ、また馬肥ゆる秋ですねぇ・・ヤバイ。
・・・・・
さて、2004年度に単年度の太陽光発電設置量でドイツに抜かれた日本ですが、
環境省の逆襲が始まります。
2005年で経済産業省主体の補助事業が終了し、2006年度以降は環境省主体の
活動になることは既にお知らせしていましたが、このほどその概略が明らかに
なってきました。 以下、8月25日の朝日新聞記事を引用させてもらいます。
「環境省は、06年度から太陽光発電設備の設置後のCO2削減努力に対して
各家庭に補助金を出したり、大規模なシステムの導入を促したりなどの
「ソーラー大作戦」を展開する。
同発電の年間設置量でドイツに昨年奪われた世界一の奪回を目指すとともに、
地球温暖化対策の強化につなげる。
新たに実施する家庭への補助金制度は、各家庭への電力使用量をもとに
CO2排出量を計算したうえで、自費で太陽光発電の設備を導入してもらう。
その後の電力使用量をもとに削減できたCO2排出量を算oし、量に応じて
3年間、設置費用の一部を補助する、と言う仕組み。
・・・環境省は一連の施策で来年度予算の概算要求に43億円を盛り込む」
んだそうです。
具体的な計算方法はまだ明らかになっていませんが、「ソーラー大作戦」と言う
ネーミングがなんだかダサい(失礼)
ドイツの「10万ルーフ・トップ作戦」の方が気が効いてるような・・
CO2削減量を計算して・・とありますが、単純に売電単価を上げてくれれば
単純でいいと思うんですがね。
何だか計算に煙に巻かれてしまうような気もして・・
(計算好きの私は、そうやって煙に巻いているので(笑))
まあ、それはともかく、環境省が「ドイツに負けちゃーいられねー」と男気を
見せてくれたのはグッド!(小池百合子大臣の男気か)
政治家さんが、選挙選挙とお仕事ほったらかしの間にも、我がニッポンの優秀な
官僚さまは、しっかりと仕事をして頂いていたというありがたいお話。
とっとと選挙やって、予算審議して欲しいモンです。