びごーじょうじ
私の親友に”びごーじょうじ”と言うイラストレーターがおります。
そのびごーじょうじ氏が、原画展を行うと言う知らせが届きました。
彼とは中学来の付き合いなので、もう35年来ということになりますが、
本業は薬剤師、でも昔から絵がうまくて絵のほうもプロになってしまったエライ人
です。
家業が薬局なので、運命的に薬剤師の道を進んでいったのですが、
ついに絵を諦めることはなく、絵を以って世の中にアプローチを初めてから
23年ほど経ちますか。
ひとくちで23年と言いますが、やはりこれだけの時間、何かに情熱を費やして
いると、何とも言えない磨き上げた感じが出てきます。
最初の頃は、世の中の色々なものを自分のフィルターを通して見えたとおりに
描き込んでいたようですが、最近はその突き出た自分の感覚を少し抑え目にする
ことで、見る人にもっと感じさせるようなワザも会得されたようで、
なかなかやるね、です。
まるで、時間という川の流れで長い間磨きこまれた石のように、上質な丸みを
感じさせます・・・ちょっと褒めすぎか(笑)
・・・・・・
時間と言うのはものすごく大きなエネルギーを持っていて、情熱を長い時間
持ち続けることはプロと呼ばれるには大きな要素なのです。
太陽電池も同じ。私は技術屋でしたから図面は画けても、絵は描けなかった
んですが、エネルギーや環境問題をなんとかしたい、と言う信念を持ち続けて
13年、こちらもようやく社会の認知度が上がってきました。
私もびごーじょうじ氏に負けてはいられない。
皆それぞれの土俵で、自分の相撲を取り続けましょうね。
(体重か?)
びごーじょうじ氏の作品はこちらの「親子で学ぼう」を参照ください。