WBC
ああ、WBC優勝。
選手は日の丸を背負って最後まで頑張り、
TVで見ているファンは口々に「日本人として誇らしい」と口にしました。
なんかいいっすねぇ、久々のこの感覚。
我々以前の世代は、当たり前に「国として盛り上がる」事があったと思うのですが、
そんな大人の風潮に反発したのか、我々以降の世代では全体主義を嫌い、
「国として盛り上がる」ようなことに”シラケる”風潮がありましたわね、確実に。
まあ国民全体が同じ方向を向く、なんていうのも確かに気持ち悪いですけど、
ちょっとそれが行き過ぎて、シラケてた方がカッコイイなんて風になってました。
いつしかそれが、日本の空気を支配してました・・
でも、今回のWBC、小学生までが「日本人として誇らしい」と口にしていました。
ああ、懐かしい。国を誇るこの気持ち。
・・・・
元々日本人は才能だけでのして行くような人種じゃありません。
工業製品見たってそう。
ビックリするような発想はないんだけれど、世界中のどの国の人々よりも
真剣に取り組み、改良に改良を重ねて、実に世界がマネの出来ないキメの細かい
製品を作り出すわけです。
自動車はまあ、燃費は良いし、音も静かで、壊れない。
250km/hでぶっ飛ばすのはBMWの方が向いてるけど、
100km/hで走ってる分にゃ、まあ世界で一番快適。
サングラスしまおうと思えば、天井にソレ用の場所はあるわ、
缶コーヒー飲めば、驚くような動きのドリンクホルダーついてるし、
燃料タンクのキャップは、パコッと開くフタの裏に、仮置き場所まで!
こんなこと世界中の誰が考える?(笑)
見てたら野球も一緒。
ホームラン打たなくても、ライト前ヒットで出塁、送りバントで1死二塁、
そのあとワザとライト側へゴロで抜けるシングルヒットで、二塁から
足の速い西岡がホームイン。これで1点。
あとは、送りバントやら、内野安打やら、えらく浅い犠牲フライやら、
ナンじゃカンじゃで、点を入れていく・・
またこの時の、ライト打ちやら、送りバントやら、セーフティ・バントやらが、
これがうまいんだ(笑)まったく。
これぞ、キメ細かい日本の品質って感じ。
本当はアメリカやら、ドミニカやらのい方が強いんだろうなぁ・・と密かに
お思いの貴方! 実は、こういう緻密な日本野球こそが、世界一に
ふさわしいのかもしれません。
誰から何を言われようが日本には日本のやり方があるんだぞい。
と言うわけで、これで自動車も野球も世界一。
実は、太陽電池も世界一。
自信持とう、ニッポン・チャチャチャ。