太陽熱発電?
ああ松井、やっと打ってくれたか21試合ぶりの4号&猛打賞!
しかし、打たなさ過ぎ。忘れちゃうよ〜城島も井口もイチローも打ってんだから。
まあ、いいか(打ったんだから)
・・・・
さて、
横浜ゴムのTVCMに、「太陽光発電でCO2削減」っていうのがありますが、
あれをみて「んん?」と思われた方は、かなりの事情通。
「あんな曲がった太陽電池あるんだぁ〜」と思われた方は、普通の方。
何も思わなかった方は、さようなら(笑)
と言うのも、あれは私がいつもネタにしている「太陽電池」とは少し違うんです。
あのシステムは、アメリカ・カリフォルニア州モハベ砂漠のSEGS(Solar Electric
Generating System)と言う太陽熱発電所です。
一瞬写る、あの”ハーフパイプ”みたいな曲がった板は太陽電池ではなく、
ミラー=集光板です。
そしてハーフパイプの中央に通っているのは、油を流す配管。
湾曲したミラーで、太陽光線を反射させて中央の配管に集中させるわけです。
そうです、あの形を見て太陽電池じゃない、と思われた方は相当詳しいと言うこと。
ココまで来て、「何だ、太陽熱温水器かぁ」と思った方は残念。惜しい。
あれは、太陽の熱を集めて、あの配管の油を高温にして、
その油を媒体にして、熱交換器を使って今度は水を水蒸気にして、
蒸気タービンを回して発電すると言うシステムです。
「へェ〜でも発電所って言ったって、お天気頼みじゃあなぁ・・」
と思うのは私だけじゃなかったみたいで、太陽が出ない時は天然ガスを燃やして
水蒸気を作って運転するんだそうですわ。
なるほど!
太陽のエネルギーを利用するにしても、太陽電池ばかりじゃありません。
世界中で色々なシステムを日々研究して、効率競争をしているわけです。
何もかも原油に頼ってる現状を一日も早く脱却できないでしょうか・・
原油がらみでは、何かと物騒な”政治的解決方法”が見られますけど、
技術には、それを解決する力があるんだ、と言いたい。
そーとう言いたい。皆に言いたい(笑)
モハベ砂漠の発電所