エルニーニョ3
機械装置屋と致しましては、生む機械なんて高級なものは作れません。
まあ「少しでもラクにお産が出来る装置」なら、ひょっとしたら出来るのかも
しれませんけど。
でも機械装置云々じゃなしに「少しでも安心な気持ちでお産が出来る社会」を作る
のが大臣の仕事でね、何だかね・・
・・・・・・
前回のエルニーニョ現象の説明、実は私がよくわからないまま、書いているところが
ありまして・・・白状しますが。
実は私がわかっていないところ)
結果的には、太平洋の赤道上付近の東の端=南米ペルー沖あたりの水温が
例年より高留まりした時を「エルニーニョ現象」と呼んでいる。
これは間違いない。
が、色々調べていくうちに「原因」と「結果」が入り混じってくるのです。
・まずペルー沖の海水温が少々高くなるのがきっかけで、
そのせいで東西の気圧差が少なくなることが貿易風を弱めて、
その貿易風によって西側に固まっていた暖水が東側に移動して、
東側の海水温度が更に上がっていくという順番なのか、
それとも、
・まず貿易風が弱まるのが最初で、
それで太平洋の西側に固まっていた温度の高い海水がどんどん東に来て、
結果的にペルー沖から始まる太平洋の東側海水温度が上がるという
順番なのか、
どっちが先なのかようわからんのです。
でもこの際・・まあどっちでもいいか(笑)
・・・・・・
とにかく、赤道あたりの太平洋で、インドネシア側に固まっていた暖水ゾーンが
ペルー沖くらいの東側までどーんと広がって行くと、
今までの気圧配置が崩れてきて、
例えば日本の冬では、太平洋高気圧が強くなって西高東低の冬型にならず、
暖冬になるような現象が現れるようです。
横浜地方の今日2月1日、17℃ありましたから。
そしてまた、このエルニーニョ現象と温暖化が絡んで・・の話はまた次回につづく。