自宅のLAN
最近、クルマで満タン1000km走ったり、飛行機で熊本行ったりと、こんな重い私が
実際にあちこち動いてまして、これでは普通の人よりCO2出すことになるじゃない
ですか、ね。
人間ですから顔を見にいかないといけない事も多いのは勿論ですが、本当は人間が
移動しなくても、メールやインターネットで済ませられるものは極力それで済ませる
べきだ、と思ってます。
それが自動車の走っている台数を減らして、温暖化ガスを低減したりする事にもなる
わけですから。
そう信じている私なので、データ通信にはその時代その時代で結構ウルサイのです
が、今まで自宅で使っていたのが、無線LAN。
部屋をまたいでLANケーブルを這いまわすとドアが閉まらないし、
このワイヤレスの無線LAN方式なら、手軽だし線はいらないし非常に便利と思った。
が、
この無線LAN、部屋をまたいでの通信は実はかなり苦手。
不安定で不安定で、今までこの太陽光日記の更新で、最後に「UP」ボタンを押した
途端に通信途切れて「原稿パー」が何回あったことか。
今回、防音工事の都合でPCの場所を移動していく必要も出てきたので、
思い切って今話題の「PLC=電力線通信」にしてみました。
これは、家の中を這い回っている商用電源の100Vの線を、「通信線」として使用
する”離れ業”です。なるほど電線は家中を這い回っているし、コンセントは必ず
どの部屋にもある。
これをLANケーブル代わりに使えるんだとしたら、なんて便利な。
「親機」をコンセントに単独で直接差し、隣の大元のモデム&ルータにLAN接続。
使いたい部屋には、また全く同じ「子機」を持って行きこれまたコンセントに差し、
パソコンとは短いLANケーブルで接続。
親機も子機も同じ風景です
何のセッティングも要らず、これで即座にネットワークも確立してしまうなんて、
簡単すぎる!
でも今までの苦闘の人生経験がそうさせるのか、人生絶対にそんな簡単に行く
はずがない、と悪い予感がするわけですけど、そういう予感は必ず的中して
(なんで?)
・・・やはりつながらない( 人生こんなもんだ )・・・
子機のボタンを押して通信速度をチェックしても、う〜ん、全然出てない・・・
これじゃ無線LANより遅いんでねーの!
おまけに、つながったと思ったら、気がつくとまた切れてる・・
う〜ん、困った。とそこでメーカーの相談室に電話です。
そこで電話相談担当者さん曰く、
「取扱説明書に記載してないのですが、単相三線式の場合、分電盤のグループ
を同一にして欲しいのですが・・」
この分電盤の場合、上と下のブレーカ群でグループが違います(L1とL2)
・・ そんな大事なこと、最初に書いとけや ・・・
と、分電盤を確認して、親機をつなぐコンセントを移動して、子機の接続コンセント
と同一グループ内にしてみた・・・すると、
あ〜ら不思議、
すると、おおっと通信速度が上がりました。
なるほど、今度は非常に安定してインターネット接続ができてます。
一時は太陽光発電を分電盤につないでいるので、相性悪いのか・・とも思いましたが、そんなことはないようです。
・・・・・
実はこのPLC、ノイズの問題やら何やら未解決の問題もあるようですが、
家の中のネットワーク接続に困っている方、試す価値はありますね。
今に、PLC内蔵のパソコンが出て、パソコンの電源プラグをコンセントにさせば、
それでLAN接続できちゃう、なんて事になるかもしれません。
これからは、図面はメールで送り、不要不急の挨拶などはメールで、そして買い物
はわざわざ出かけずにインターネットショッピングで済ませましょう。
そしてゴルフはバーチャルで! は済まんな、これだけは。