魔物棲む・・

ケータイが故障しました。
二つ折りの表側の液晶が、表示されなくなりました。

故障はいいんです、別に。
でも、○コモショップに行くのが嫌なんです。

合わんのです、私と(笑)

でもその辺では修理してくれないので、
意を決して、火中の栗を拾う覚悟を決め、背水の陣で○コモショップの門を叩いた
のです。


でも今回は予め心に誓いました。

「どんなことがあっても、絶対に腹を立てないようにしよう」

・・・・・

「表の液晶画面が出なくなりました。電源入り切りでも直らないんですけど」

「落としたり、水濡れなどされたということはございますか?」

「いいえ、自然にそうなりました」・・(何も隠してないよ)

「確認させていただきますので、少々お待ちください」

・・・(3分ほど、そのまま待つ)

「はい、電源再投入でも症状が変わりませんので、液晶の問題かと思います」
・・・(だから、そー言ってるだろ)

「対応を確認して参りますので少々お待ちください」
(まだ機種変更して間もないから、多分奥から新品出してくるんだろうな・・)


「この機種は、お預かりして修理となります」・・(えっ?)

「新品と交換なんじゃないの?」

「はい、この機種は修理となります」・・(おいおい、マジか?)

・・・・(しゃーない、今日は怒らないんだった)


「アドレス以外のデータは全部消えてしまいますが、よろしいですか?」
・・・(よろしいわけないだろ)

「いや、写真データはなくなるとマズイね」

「この機種ですと、この場では写真データのバックアップが出来ません。
これはお客様の個人データになりますので、あちらの機械でフロッピーにコピー
をお願いしたいのですが、よろしいでしょうか?」

・・・(おいおい今時フロッピーかよ)

「ここに、繋いでいただいて、このボタン、次はこれ、次はこれ、はい、で
お願いします・・

(個人情報って、あんたが全部やってるじゃねーか、でもコピー出来る機種に
載ってないぞ、このケータイ。大丈夫なのか?)

コ、コピーが・・出来ない機種となっております・・」
・・・(なっております、じゃねーだろ。でも怒らないよ、今日は)

「そうなりますと、SDカードを購入して頂くしかありませんが・・」

「 いやそれってさ、

 クルマ買って故障してディーラに修理に出したらね、ガソリン抜いて、代車に入れ
 替えるからそれ用のポンプ買え、って言われてるようなもんでしょ。

 こっちにそんな義理はないんじゃないの?」
・・・(怒るな怒るな)

「ポンプでございますか?」・・・(そ・れ・は”例え”だって!)

「いやいやポンプはいいから。赤外線通信かなんかで移せばいいんじゃない」

「し、しょ、少々お待ちください」

・・・待つこと10分。

「それでは、この交換用のケータイに赤外線で移してそれを先ほどの機械で
もう一度フロッピーに移させていただきたいのですが」


「何でもいいから、早くしてね」

・・・結局、交換用に持ってきたケータイも”例の機械”に再度はじかれ(!)
ここから1時間ほど待たされて、待機用のソファで居眠りまでさせて頂き、
たった13枚の写真を結局赤外線で1枚ずつ写して、

なんと合計1時間半もの時間がかかったのでありました。

この日は、我慢強く、決して怒らず、冷静に対応しましたけれど、


一体全体、大人の私はどういう対応すればいいの? 
恐るべし、魔物棲む○コモ・ショップ!







5 Comments

  1. Mac

    たいへん失礼だとは思いますが、大笑いさせていただきました。

    ○コモは何処もこうみたいですね、笑。
    でも写真データ、本当は消してもよかったんじゃないですか?

    少し意地悪しましたね、笑?

  2. チームー5%

    お気の毒です。
    無くしたり壊れたり本当に携帯に縁がないですね。

    でも、データの移し変えもろもろの1時間半。
    &今度修理完了品を取りに行く時間。

    先輩の時給で計算したら新機種に交換したほうが早くて安かったのでは・・・・・・

  3. ながはら

    Macさん、どうも。

    いやいや、私のお守りにしている菩薩像の写真とかがあったんで、
    意地悪じゃないんですよ。マジです(笑)

    チームー5%さん、毎度!

    そうなんですよ、ケータイにどうも嫌われてる感ありですな、確かに。
    1時間半もあんなとこにおる私、店内で一番違和感ある客でしたね・・トホホ

  4. 元気ですか〜

    私も先日〇コモショップでありました。

    修理するということで、代わりの携帯を
    渡されたのですが、なんと色が
    「ピンク」でした!

    早速店長さんをお呼びして
    「私は確かに太ってますが
    『ピンクの電話』のどちらを
    イメージされてますか?」

    と支離滅裂に説教しました。

  5. ながはら

    時代的に、親しみを感じますね(笑)

    そうでしょ、敵もなかなか手強いので、こちらも支離滅裂になってしまうとか、そういう逸脱した作戦をとるしかないような気がします。

    まさに、恐るべし、です。

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